カスタマイジング 〜軽ミニバンのCピラー張り替え編〜

Customizing

車の修理参考例

■一枚では張れないピラーカバーの張替え参考例です。(上級編)

DIYで天井を張替える時一緒に外す、ピラーカバー どうせなら一緒に張替えたいが、後ろのピラーカバーは難しいと思っている方へ

この形のカバーは中の4隅から4分割にすると作業がやり易いので画像のように、A,B,C,D,と分けラインの引きます。
透明のビニールなどを利用して、各部の型を取ります。



型を取ったら次に張替えに使う材料に型を転記しますが、
右と左では形が、逆になりますので注意して転記します。
他の形との縫い合せ始めの印は必ず着けた方があとあと
便利です。

     

4枚の形は方向をみな同じにすると縫い合せの時、片側だけが
伸びると言う事はなくなります、又、方向性の有る布地の場合は
必ず一度材料の上に形を並べて確認しましょう。


こちらの画像が縫い合せが終わった物です、縫い目はカバーに張る時にきれいに線が出るように、上から押し縫いを致しましょう


ピラーカバーは十分足付け(サンドペーパーなどで傷を付け
ボンドの接着を良くする為の作業)を完璧に行い、特にアール
部分は小まめに行わないと剥がれの原因となります。
足付けを十分に行った後、油分(レザーワックスなどがベタベタ着いている車両がありますが、これは張替え作業の大敵です)
を完璧に取り除き、ボンドを両方に塗ります。

ボンドの乾燥時間は他の張替え物よりも長く取った方がいいです、その理由は、細かな場所で張り付け位置が4箇所ありますから、位置を決定するのに何回も剥がす必要が出ますので接着が強力過ぎると位置合わせが大変です、乾燥し過ぎたかな?
と思うぐらいがちょうどいいですね。

中の4隅の印を合わせたら、次に縫い目とカバーのラインを合わせて接着します、この場合も何回も剥がしたり、張ったりしながら位置を決めて行きますのでくれぐれも接着剤の着け過ぎにはご注意下さい。

位置を決定したら、再度本接着の為にボンドを塗ります。
これで、完璧に接着します。

表面を張り終えたら余分な布地を裏にまくって接着します。

これで完成です。一度みなさまトライして見てはいかがですか?

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