カスタマイジング 〜ボルボドア内張り編〜

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車の修理参考例

■役に立つページボルボドア内張り編

修理、張替えを考えている方必見!です ボルボのドア内張り修理
ボルボドア内張修理1
ボルボのドア内張りの部分剥がれの修理です。
修理は無理とあきらめていませんか?
張替え作業はドアベースと、ボード部に分かれますので、接着面をマイナスドライバーなどでこじると、簡単に剥がれます。

ボルボドア内張修理2
プラスチックの取って部分は裏で接着してありますから、カッターなどを利用して隙間に刃を入れ分解します。
レザーを剥がすとウレタンが残りますので、これをきれいに
取り除くのが重要です。

     
ボルボドア内張修理3
ウレタンを綺麗に取り除く事が綺麗な仕上がりの第一歩です。面倒がらずに綺麗に剥しましょう。
ウレタンが残っていると、張り替えた時、表面が凸凹になるので
ご注意下さい。


純正は表面のレザーの下にウレタンが入っておりますが、同じようにウレタンを入れるのは無理ですから、ウレタンの厚み分を
10ミリのバックアップ材を半切りにした物を4方端に接着すると
画像のように隙間が無くなります。


ボードとレザーにボンドを塗り接着しますが、バックアップ材には
ボンドを塗らないようにしましょう、ボンドを塗ってしまうと段差が
付き、見た目がきれいに見えません。

ヒートガンでレザーを暖めながら、しわを取りますが、画像では
この部分にはボンドを使用せず、タッカーで固定しています。
その方がしわをきれいに取ることが出来るからです。

張り終えたボードを固定するのに、純正はボンドを使用していますが、剥がれ、浮きの問題がありますので、当社ではシーカフレックス(接着シーラー)を使用しています。

接着するボード側の接着面(プラスチック部分)は1度サンダーなどで傷を付けないと剥がれます。

ドアベースにボードを乗せ隙間の確認をしながらバイスクリップで重要部分を固定します、このときベース側には傷保護の為
必ず当て物をして下さい。半日固定すれば完成です。

今回使用した道具及び部品材料一覧
バックアップ材、ボンド、トラスタッピング(スピーカーネット再取り付け用)
サンダー、ドリル、ハサミ、シーラー、ヒートガン、タッカー

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