カスタマイジング 〜アルカンターラで天井張替え・クライスラー300C編〜

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車の修理参考例

■アルカンターラで天井の張替えクライスラー300C編

スエード調のアルカンターラは高級感倍増
クライスラー300C天井張替1
300Cの純正の天井を取り外しました。
天井の一番広い所(Cピラー部)で採寸します。
幅は148センチ有ります、通常アルカンターラの有効幅は142センチですが、実際は150センチ近く有りますアルカンターは立て横には伸びませんがなぜか斜めには伸びるんです。

クライスラー300C天井張替2
次に天井と布地にボンドをスプレーで塗ります、刷毛塗りは禁物です!均等に塗ることがまず無理ですし、布地の表面まで染み込んで使い物にならなくなってしまいます、天井本体もかなりボンドが染み込みますので(画像の黒く見える所)一回目のボンドを塗ったら乾かし染み込みが無くなる様に再スプレーで全体的にボンドを塗ります。

     

布地と天井の前後に印を付けておき、センターを決めます、その場合布地を前後に強く引っ張ると凹凸部分が張れなくなるのであくまでも余裕をもって中心を合わせます。接着する場合右半分左半分と張り込んでいくのが失敗しないコツだと思います
時間がかかってボンドが乾燥してしまっても再スプレー(片側だけで十分です)すれば強力に接着しますので慌てずにしわをとりながら接着します。

クライスラー300C天井張替4
表を張り終わったら回りの余った布地を裏に10ミリほど接着しながら表面端のしわを取ります。ここまでの作業を簡単に表現致しましたが、決して簡単に張替えが出来ると言う事を表現した訳では有りませんのでご理解ください。作業にはボンドなどの可燃性の高い材料を使用する為十分な広さ、換気の出来る場所で行う事が大事です!

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