カスタマイジング W203の天井張替

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車の修理参考例

■ベンツW203 Cクラスの天井張替 参考例 サンルーフ付き


W124,W202、W203などの剥がれた天井

               張替え後の天井

      劣化したウレタンの清掃は確実に

            下地作りが成功の第一歩

劣化したウレタンはきれいに取り除かないと、ボンドが
うまく接着しない為、必ず剥がれます。

サンルーフ部の四隅、フロント部の凹凸部分、左右の取っ手の凹凸部分は特に下地の処理が重要な部分です
    下地用ボンドを確実に隅々まで塗る
          張替に使用する布地の位地決め

まず最初に下地用のボンドを塗ります、この年式の天井はかなり、粗めな作りですので、素材にかなり隙間がありますから、丁寧にボンドを下塗りして、十分に乾かします、一度下塗りを行っておくと、天井にボンドが染み込む事も無く、確実に接着出来ます。

今回使用した布地は裏ウレタンが張ってある布地です。
布地のウレタン側に下塗りのボンドを1度塗り、乾かしてから接着用のボンドを再度塗る工程を必ず行うと、失敗はかなり防げます

   サンルーフ部分の四隅の確実な接着           フロント凹凸部分の接着

サンルーフの穴の部分の高さがある場合、最初にその部分を接着しておかないと、伸びの無い布地の場合、四隅の部分をきれいに張る事が出来ず、カット部分が見えてします場合がありますので要注意です


四隅を決めたら、次はフロント分の凹凸分を張って行きますが、必ずボンドの再スプレーを行い少しづつ張ってきます

     片側づつ再スプレーしながら張って行            片側の接着が終わった

ボンドは乾燥が速いので一度に全体に塗るのではなく、片側を少しづつ張って行く事をお勧め致します。

      半分を張り終えた画像です
          サンルーフの四隅の接着確認            全体を張り終えた

サンルーフ部分の四隅を先に張り仕上げると、画像の
ようにシワが出来ますが、このシワは外側に引っ張ると取れるので大丈夫です


全体を張り終えました、確認の為全体を、手の平で十分に圧着します。
          サンルーフ部分の裏側の接着        サンルーフ部分の四隅の処理

     サンルーフ部分の裏側の布地接着

この部分にも、劣化したウレタンが付いているので、必ずきれいにウレタンを落として接着します。
           サンルーフ四隅の処理                張替えの完成

この四隅部分は、このように見えないように張れていないとダメです

      最後に既存の穴を開けて完成です

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