カスタマイジング〜 BMWドア内張り張替え〜

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車の修理参考例

■E36のドア内張り部分張り替え参考例

                    ドアの内張りの部分張替えの参考にどうぞ


純正の剥がれている布地を剥がすと、ボロボロになったウレタン
まだしっかりとしている、ウレタンが現れますが、どちらのウレタンも一度完全に取り除く必要があります。
取り除く方法としては、ワイヤーブラシ、荒めのサンドペーパーなどを使用すると、早く取り除く事が出来ます。
この作業を行う場合、周りのレザー部分に傷を付けないように
ガムテープなどを張り、周りを保護してから行いましょう。

べたべたのウレタンが残ってしまっている場合、この上にボンドを塗っても剥がれの原因となりますので、手に軍手を着け、擦り落とすようにすると、軍手にウレタンが付着してきれいに落とせます。
溝の部分のウレタンも、きれいに落とします、時間がかかりますが、これがかなり重要な作業です。
             足付け作業                 ボンド塗り

ウレタンをきれいに取り除くとこのような状態になりますが、まだ
ベタベタするようでしたら、軽く荒めのサンドペーパーをかけてみます。それでもダメな場合は一度全体にボンドをスプレーして
完全乾燥するまで、作業は保留です。

足付け作業が終了したら、ボードと張り替える材料の、両方にボンドを塗ります、ボンドはまんべんなく、特にアール部分などは
塗り残しの無いように致します。
         足付け作業の補足

ウレタンが溶けだしボードに染み込んでいる場合はかなり重症です、かなり大変な作業ですが確実にベタベタのボンドを取らないと必ず剥がれます

左が足付け前の状態 右がきれいに足付けした状態
このぐらいの下地作業が必要です。
          布地 接着作業               仕上げ

(このドアは2ドアの後部側です、後部側は簡単に分解できますので分解して張替えを行います)
次に接着ですが、両方にボンドを塗りこの画像の場合、上部のアール部分と平面部分から張って行きます。
アール部分のしわを、取りながら張付けたら、下方向にしわを逃がしながら張っていきます。
通常、この手の布地は伸びが有りませんので、かなり苦労します。
アール部分に時間がかかり、他の部分のボンドが乾燥した場合は必ず、再スプレーは必ず行って下さい。
もし、アール部分を張っていて、剥がれるようであれば、ボンドが未だ乾燥が足りないか、乾燥し過ぎか、足付けが足りないかのどちらかです。

2ドアのフロントドアと4ドアの4枚はこのタイプですので張り終えたら、隙間に余分な部分をカットした布地を差し込んで行きます。
あまり短めにカットすると下地が見えますので最初は、長めにカットして入りずらい場合は最カット致しましょう。
使用する布地により、方向性(毛並み)が有りますので方向を
合わせるときれいに見えます。

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