カスタマイジング　ニュービートルの天井張替え

■ニュービートルはルームランプ部の凹凸が他車種より大きくあるので注意です。

ニュービートルの天井 大きさは小さいのですが全体に湾曲がある為とフロントの ルームランプの凹凸が大きい為、天井の布地がちじんで剥がれて来ているのがほとんどです。		天井を張り替える為には天井を取り外し車外に出して張替えを 行います。 周りに付いている部品を取り外し助手席側から出すと簡単に取り出す事が出来ます。
剥がれている場所は簡単に剥がれますが、接着の強い場所も有るので注意して剥がします。 天井のボード本体はかなり柔な部材で出来ていますので 注意が必要です。		ボード本体に残っているウレタンは綺麗に取り除かないと 仕上がりと接着が悪くなるので丁寧に取り除きます。 ワイヤーブラシで力を入れずになでるようにウレタンを取り除きます。
ここが一番の難関の部分です。 当社で販売の天井用布地のライトグレーはかなり伸びが 有る為、当社で張り替える場合はライトグレーとBライトベージュでの張替えとなります。		張替え作業に入る前にボードの清掃の最終確認とボードへの ボンドの染み込み防止の為、全体に１度ボンドを塗り乾燥させます、この作業はかなり重要ですので必ず行いましょう。

張り替える布地にも１度全体にボンドを塗ります、これを乾燥させれば次にボンドを塗っても布地にボンドが染み込む事が無く 強力な接着力を得られます。 この作業を怠ると、ボンドを塗ってもウレタンに染み込んで十分な接着が出来ない事となります。（これらの作業を考慮すると ボンドは多めに用意する事をお勧め致します）		ボードと布地を接着に入る前に再度ボードの中心部分と 布地の中心部分20ｾﾝﾁ幅でボンドを最スプレーします。 この時点では他の部分のボンドは乾燥しているはずです。 ボードと布地の中心を決め接着します、中心部以外はボンドが乾燥しているので接着する事は有りませんから慌てずにしっかりと接着します。 赤丸付近のを接着する場合は片側づつ最スプレーを行い 時間を掛けゆっくりシワを逃がしながら張って行きます
取っ手の部分も最スプレーをしながら確実に接着出来ているか？を確認しながら張り付けます。 接着の確認は張った場所を剥がしてみるのが一番です。 簡単に剥がれる様であれば再度接着が必要です、剥がれなければ接着はオッケーです、赤丸付近にシワを集めます		全体が張り上がった状態です。 この時点で赤丸の場所付近にシワがある状態ですが、その シワ付近を裏に引っ張るとシワが消えるのが確認出来ます。
天井を裏返し布地を接着する為、ボードと布地にボンドを塗ります、布地は２センチほど巻くって接着しますからボンドを塗ってからカットしても大丈夫です、赤丸部分はシワがある場所なので 表を確認しながら引っ張って裏に接着すると綺麗にシワが無くなるのが確認出来ます。		これで完成です、スプレーボンドは乾燥が速いので慌てて接着すると乾いた場所まで接着してしまい、跡から剥がれの原因となりますから、時間を掛け、少しずつ時間を掛けボンドを塗りながら接着する事が成功の秘訣です。
天井の断熱材が少ない為、追加で取り付けます。		このぐらい追加すればかなり違います

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