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最近の車に多い PP成型のドアを合皮のレザーを使用して張り替えてみました、DIYの参考に
今回の張替えに使用したレザーは合皮の赤を使用致しました。
純正のPP製のドアです。
張り替える為に、各パーツを取り外します
。
最重要な足付け作業
細かな部分も完璧に足付けします
平面、曲面などは120番のサンドペーパーを使用して足付けして行きます
ペーパーが入らない細かな凹凸部分はスコッチブライトの、120番で丁寧に足付け致します。
最重要な下地処理
重要な下地処理、脱脂
この作業を、きちっと行っておくと、PP製品にも、ボンドが
しっかりと着く為、剥がれなどを防ぐ事が出来ます。
足付け作業が終わったら、削りカスを、エアガンなどで吹き飛ばし、
全体をシリコンオフなどで、脱脂を含め全体をきれいに
拭きます
下塗りボンドの散布
使用するレザーの大きさの決定
シリコンオフで全体を拭き終わったら、一度乾燥させ、全体に
ボンドをまんべんなく吹きます、特に凹凸部分などはちゃんと
確認しながらボンドを吹きます。
張り替える為のレザーの大きさですが、特にこのように
1枚でドアを張る場合、アバウトに張って行く為、どこで
足りなくなるか分からない為ドアよりも、十分大きくレザー
を使用します。
レザーにも、下地用 ボンドの散布
下地用ボンドの乾燥
使用するレザーの幅が120センチの為、幅方向に伸びがあるレザーなので、幅方向にドアの、上下を持って行き、長さ方向にドアの前後方向で、使用します。
下地用ボンドを塗り終わったら、ドア、レザー、共に乾燥させますこの乾燥作業はとても重要です。
張替え用レザーの張り込み作業
最初に端までボンドを塗るのは禁物
張替え用レザーを、ドアが中心に来るように大まかな位置で被せます、この時点では、両方のボンドが乾燥している為、接着してしまう事はありません、この時点で接着してしまったら張り替えは、かなり難しいです。
このドアの場合、肘掛け部の突起部分から、張って行きます、レザーをヒートガンで部分的に暖めると、下地用のボンドが軟くなり強力に接着する事が判るはずです
。
レザーの接着
レザーの接着
中央部、突起部分を張り終えたら、上下方向にシワを逃がしながら張って行きますが、レザーを、伸ばし過ぎるのは厳禁です
レザーが伸びすぎて、余計なシワを作る原因です。
このドアの場合張って行くと、丸印の部分にシワが必ずよりますが気にせず平らな部分を仕上げて行きます
レザーのシワの処理
レザーのシワの処理
アール部分をシワを逃がしながら張って行くと出きるシワ部分
シワを逃がしながら張って行くと最終的にシワが集まる部分
レザーのシワの処理
表面の張り込み終了
アール部分に出来たシワ部分は、ヒートガンで十分レザーを暖めると、きれいにレザーが伸びますのでシワを伸ばしながら張って行きます、ヒートガンでレザーはかなり高温になっていますので、焼けどに注意です
表面が、張り終えたら今度は裏側の周りにボンドを塗り余った
レザーをシワを伸ばしながら張って行きます
張替え完成
部品を付けて完成です
これで、レザー1枚張りの完成です。
いかがですか、皆さんもDIYでドアのレザー張りに挑戦してみては
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