BMW 1シリーズ の天井張替 参考例 カスタマイジング

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車の修理参考例

 BMW 1シリーズの天井張替え参考例です。  BMW 135i ピラー張替え

  今回張替えに使用した布地は 表面織物タイプの Dグレー 伸びの有る布地を使用致しました。


天井とAピラーも剥がれている為、天井の張替えと同時に
張替え致します


 劣化したウレタンはなかなか取れにくいですが、隅々まで
きれいに下地は清掃致します。

       下地清掃はしっかりと

        最良の下地の処理ではがれの無い張替え  

ワイヤーブラシなどで、きれいに削り落としていきます、BMWの天井は強く削りすぎると、ボード本体がキズ付きますので注意。

 きれいに全体の残りカスを拭き除いたら、硬めのほうき
などで、削りカスを取り除きます
         重要な下地処理             重要な下地処理

画像のように全体にウレタンの残りカスが残っているので
今度は画像のような、ポリブラシを、使用して凹凸部分は特に丹念にウレタンを削り落とします。

取っ手部分などの凹凸部分も同様に残ったウレタンを削り
落とします。


         重要な下地処理

            重要な下地処理

広い平らな面の残りカスは大きなPPブラシで削り取ります

カスを十分に落としたら、最後にアセトンで拭きあげます
タオルにウレタンのカスが着くのが判ります。。

         下地用ボンドの散布             布地の位地決め 

アセトンを十分乾燥させたら、天井と、張り替える布地に
ボンドを下塗りします、下塗りは重要な工程ですので、必ず行ってください。
丸印の部分は特に塗り残しが無いように
ボンドを塗ったら一度乾燥させます、すぐに張るのは剥がれの原因になります。

   
乾燥が終わったら、張りの作業に入ります
ボード中心部幅30センチほどに軽くボンドを塗り、布地を
上から被せ、布地の位地を確定します。
この時点布地がボードに接着してしまうと失敗致しますので、ボンドの塗り過ぎは注意です
             最初の張り位地決め              中心から片側づつ張る
 
この天井は真ん中に大きな凹凸が有るので、最初にこの部分を接着してから、前後、左右に分け張っていきます
最初にこの部分を張る事によりシワを前後左右に振り分けて、逃がす事が出来るからです。

   
中心部の凹凸部分を張り終えたら、周りの布地とボードは
乾燥しているので、ボンドの再スプレーが必要となります
この天井の場合は左右に分けて張っていきますので最初に、左側の布地をめくり、ボンドを張り付ける部分に再スプレーを行います
   一度に張らないで何回も分けて張って行く                 細かな所は入念に
 
再スプレーは大きな面積には塗らず、張る部分、部分にボンドを塗る事が重要です、他の部分に塗ってしますと、布地が張り付いてしまい、剥がれなくなる場合があります。
 
このように張る部分にボンドを塗ると強力に接着します
           半分張り終えたら反対側を張る     特にフロント部分の凹凸は時間をかけて張る

片側半分を、張り終えた画像です
この時点でもう片側はまったく接着しておりません。

片側も同様に接着する部分、部分にボンドを塗り接着します
        全面を張り終えた所        四方余った布地は裏に少し巻くって張る
 
全面の接着が終わった画像です
   
表面を張り終えたら天井を裏返しにして裏側に少し折り返したほうが、めくれる心配がありません。
この天井で使用した布地の大きさは幅140センチx200センチです、幅は140センチの布地でも十分余裕があるのが判ります
            Aピラーの張替え                Aピラーの張替え
 
Åピラーもはがれているので、天井と同じ布地で張替えます
   
純正の布地にはウレタンは着いておりませんが、この布地はウレタン3ミリの為、それほど違和感はありません
             Aピラーの張替え              張替え用布地の色比較
 
        Aピラー張替え前と張り替え後
   今回張り替えに使用した布地は純正より若干濃い
Dグレー
を使用
 
         ブラック系天井の張替え
   
 
  下地の清掃は時間を掛けて入念に行います
   
 
                張替え完了
   
     今回使用した布地はD墨黒グレーで張替え

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