カスタマイジング フェラーリ 天井修理 3パターン

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車の修理参考例

■フェラーリの天井剥がれの修理パターン 参考例   ① 内部ウレタンが劣化している場合


表皮とボードの間のウレタンが完全に劣化してしまった
天井の修理


 劣化したウレタンを完璧に取り除きます、ウレタンを取り除いてもかなり、ベタベタが残るのでアセトンを使用してきれいに拭きます。

      劣化したウレタンの清掃は確実に

      劣化したウレタンの代わりのウレタンを接着

アセトンでベタベタがなくなるまで拭き終わった状態で
下塗りにコニシ製G17スプレーボンドを塗ると多少残っているベタベタ感がなくなりますし耐熱の役目も果たします

代替で使用するウレタンは準硬質の自動車用難燃ウレタンです、硬さが程よくあり押してつぶれて跡が付く事を防止します
              ウレタンの違い
          代替ウレタンと表皮の接着

通常の白いウレタンはボンドを塗って指などで押すと、表と裏側が接着して跡が残ってしまうのであまりお勧め致しません

ウレタンと表皮にボンドを塗り接着します。
         代替ウレタンと表皮の接着鵜       表皮ウレタンと、天井ベース板の接着

純正の本皮表皮は重さがある為、確実に接着します。
又はアルカンターラなどで色替えなども可能です


天井ベース板は最初にG17で下塗りをしていたので完全にベタベタは無くなっているので、接着用ボンドを塗り
接着致します。

     天井ベース板側にも下塗りで耐熱ボンドを塗る      天井ボードをルーフ側に接着する 
 
ベース板の天井接着面もベタベタが有る場合は下塗りとして
G17ボンドを一度全体に塗り固めて置きます。
   
                 ② 内部ウレタンはまだしっかりしているが、ルーフから剥がれ落ちた場合
 
フェラーリの天井はボンドで接着しているのでは無く、両面テープと大きな接着テープのような物で固定しているのでテープの劣化により剥がれが見られます
   
内部ウレタンも、2重になっていますが、こちらの接着もすべて駄目なので、接着をやり直します、此れをやらないとここからまた剥がれます
             ウレタン同士の接着               ボンドを塗りウレタン同士を接着
   
      最後にボード裏面に耐熱ボンドw下塗りする。          天井ボードをルーフ側に接着する 
 
ボード接着面の両面テープにそのままボンドを塗るとボンドが反応を起こしうまく接着出来ない場合がありますので、最初に耐熱ボンドのG17を下塗りして、乾燥させてから接着用ボンドを塗りましょう
   
                        ③ 天井が剥がれて来たがまだおちてない状態の接着 
 
天井が浮き始めた状態の場合車両から剝さず、車両内部で下塗りボンドを塗り完成させます
   
ルーフ側と天井側に下塗りとして、G17耐熱ボンドを塗りますこのボンドは乾燥が速いので乾いたら接着用のボンドを塗り天井を接着して完成させます。

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