天井張替 練習キット 業務用                              

Customizing

車の修理参考例

■    これから天井張替え内装張替えなどを仕事の一部に取り入れたいと思っている業者さまへ

    欧州車、アメ車、国産車の天井張替えの仕事をやって見たいと思っていませんか?
当社では天井の一部をFRPで作成し、何度でも張り替えの練習を行えるキットを発売致しました。
キット内容は、FRP天井、スプレーガン用ボンド、天井用布地(約5回分)と,スエード布地、ビニールレザー、ニット
布地など、ピラー張替えの練習にも使用出来る布地もサービスで同梱致しております。

張替えは実際にご自分の手で行って見ることが一番の早道です、ぜひ挑戦してはいかがでしょう。

又天井用布地だけではなく、ビニールレザー、スエード布地など伸びの無い布地でも練習可能ですから顧客の
要望に応えるためにも、納得の行くまで練習出来る商品です。


天井張替えは欧州車、アメ車などの外車で張替え依頼の
多い仕事です、しかし依頼は来るが自信が無いので断る業者様も多いのが現状です。


この張替え練習キットは練習用天井がFRP製ですので、何度でも張替えが練習できるキットです。

スプレーガンは付属致しませんので口径1.5ミリのガンをご用意願います

       ボンドを塗って見る

         この部分の3次曲線の練習

ボードと、布地に下地用ボンドを塗り、1度乾かし、接着用のボンドを再スプレーします、ここではどのぐらいの量のボンドを塗るのが最適か?を知っておきましょう

この部分は引っ張りすぎず、凹凸にあわせて少しづつ張っていくのがこつです、またどこにシワガ出来、どちら側にシワを逃がしたらいいか?を実際に試して見る作業です
取っての部分も同様に行います
           全体を張り終える             布地を剥がしてみる

全体を張り終えたら全体をヒートガンなどで熱をかけ手の平で圧着します、1日この状態で放置します。

1日置いたボードの張った布地を剥がしてみます。
よく浮きが出る凹凸部分がしっかり張られているかの確認が出来ます

  ウレタンが残った所が強く接着された部分

         天井全体を張り終えた   

ウレタンがボードに残っている部分は接着が正しく行われた部分です

フロント部分の凹凸部分、バイザー部分の凹凸部分、取っ手部分の凹凸部分にウレタンが残っているのでこの部分が
強力に接着されているのが分かります、天井中央部分は
ボンドをあまり塗らなかった為、接着が弱いのも把握出来ます
     
      再度練習の為ボンドとウレタンを剥がす         アセトンは天井張替えには必需品

アセトンを剥がす部分に多めにふりかけて2〜3分放置した後、ウエスで擦るときれいにボンドが剥がれます

このように塗ったボンドと剥がれ着いたウレタンがきれいに取れれば何回でも練習が可能です
   剥がした天井材のウレタン側でも接着部分の検証   アセトン使用時は天然ゴムのグローブで行うと手荒れ防止
 
剥がした天井材の裏側を確認して、接着の強い場所、弱い場所でボンドの量、又は乾燥具合など、を確認する事が成功の秘訣です、なぜ、剥がれるのか、ボンドの量は多かったのか、少なかったのかを、何回も試す事が大事です、実際に天井ボードでは試す事が不可能ですのでぜひこちらの練習用FRPボードで試してみてはいかがでしょうか
   
アセトンは速乾性がございますので特に冬場は手が痛くなりますので、天然ゴム製のグローブがアセトンに耐久性がありお勧めです。
      合皮(ビニールレザー )での張替え練習      合皮レザーの伸び方向の特性を把握致しましょう
 
張り替えるレザーの裏に下地用にボンドを塗ります、一度に大量に塗るのでは無く、数回に分けて塗るようにしましょう、下塗りはボンドの染み込み防止も兼ねますので丁寧に塗りましょう
   
FRPのボードにも下塗りでボンドを塗ります、FRPなので染み込みは有りませんが、本物の天井ボードは染み込みがあるので染み込み防止を兼ね、こちらも丁寧に塗りましょう。
 
今度は張って行く為のボンドを塗りますが下塗りをしていますので少しずつ張る部分にボンドを少量づつ塗って行きます。
   
夏場はともかく気温が下がるとレザー本体が硬くなる為ヒートガンなどで暖めながら凹凸部分から張って行きます、しかし簡単に伸びる訳ではございませんので、練習が大事です。
 
レザーには伸びる方向がございますのでどちらに伸ばしシワを逃がして行くか、練習をして覚える事が重要です
   
片側を張り終えました、もう片側も同じように張って行きます
 
反対側も部分的に張って行くので接着する部分にボンドを塗ります、塗るボンドの量も何度も試しながら最良のボンドの量を覚えます
   
こちら側も凹凸部分から張って行きますが反対側を張っているのでなんとなくシワの逃がし方が分かると思います。
 
全体を張り終えましたこの時点で再度張替えの練習を始める場合、全体をジェットヒーターで暖めレザーを一気に剥がすときれいに剥がれるはずですので、剥がしてみましょう接着材が熱により緩んで剥がし易くなるボンドの特性もお解かりになるはずです
   
ビニールレザーは伸びが有り施工性はございますが伸びると丸の中のようにシワのような感じになってしまいますが、レザーの特性ですので気をつけましょう
スエード調布地(アルカンターラ、エクセーヌ)などの張替         布地の場合裏に塗るボンドの塗り過ぎ注意
 
スエードの布地は厚みにもよりますが、下塗りのボンドを塗り過ぎると表に染み出る場合があるので、注意です、材料が高価な為、要注意です。
   
ボンドを塗ると丸の部分のように布地にボンドが染み込むのが分かるはずです、どのぐらいの量が適量かを練習出来ます。
 
スエードなどの布地は暖めても伸びませんのでかなりの練習が必要になります。
   
凹凸部分から仕上げると、至る所にシワがよりますので、このシワをどのように逃がすかは、何回も練習をして覚えるしかございません
 
片側前側の凹凸部分は張り終えましたが、後ろ側の布地が突っ張って張る事が出来ませんので、片側の凹凸部分も張ってしまいます
   
張る為にボンドを塗りますが片側だけに塗ってもどちら側にも下塗りでボンドを塗ってあるので接着出来ますが、これも試してみるとよく判ります。
 
反対側も凹凸部分から張って行きます、反対側の張り方を参考にどのようにするとシワが逃げるかを練習しましょう
   
スエード布地は伸びが無い為、凹凸部分の接着力がカギとなりますのでこまめに張る部分にボンドを塗ります。
 
前側前面を張り終えたので中央部分の布地のツッパリが少し和らぐので取って部分、後部部分の接着に入ります
   
接着予定部分にボンドを塗って行きます
 
左右の取って部分にもボンドを塗り凹凸にあわせ張り込んで行きます、この時もシワが出ますのでシワの逃し方を練習します
   
取って部分のシワも取れきれいに張れました
 
全体を張り終えましたが、スエードはかなり作業時間を要しますのでご注意下さい

スエード材料で施工性が極めて宜しいのは、TORAY の
ウルトラスエードHPタイプ (旧アルカンターラ) がかなり作業性が好いです、お勧めです、カラーも豊富で製品幅も実際は148センチほどある為無駄が無く使用出来る製品です。
   
張り終えたら布地を剥がして接着具合を確認しましょう
     
     

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