ランクル 100 天井張替参考例
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■ ランクル 100 天井張り替え参考例
国産車での天井剥がれは、まれですが、ランクル、アルファード、フーガなどたまに見受けられます
全体に剥がれてはいないが、テンションがかかっている部分に剥がれが見られた為張替えます。
この天井は表皮にウレタンが接着されている天井とは違いウレタンが劣化して剥がれる訳ではありません。
まだ剥がれていない表皮を剥がすと下地がかなり毛羽立ちます
毛羽立天井ボード
表面の下地作り
剥がれた部分とは違い、まだ接着されていた部分の下地が、毛羽立っているのが分かります、このままでは張り替えた時に凸凹が表面に現れるので平らにする必要があります
。
毛羽立っている下地部分にに十分ボンドを塗り一度乾燥させ乾いたらヒートガンで温めながら、ローラーで圧着していきます。
毛羽立ち部分の処理
縫製及びWステッチ
温めながら厚着して行くと、
表面がボンドになじみ、平らになるのが判ります、これで毛羽立ち部分の処理は完了
天井ボードと、張り替える布地に下塗り用にボンドを塗りますが、この手のボードはボンドをかなり吸い込みますので
缶スプレーボンドでは無く、スプレーガンで塗るボンドを使用したほうが、強力な接着力と、コストダウンに繋がります
布地と天井の中心を合わせ接着する
張替え完了
下地ボンドが乾いたら布地を天井に乗せ中心を合わせます、この時点で天井と布地が接着してしまうのはNGですまだ乾燥が足りない証拠です。
布地をめくり、中心部分に再度ボンドを軽く塗り接着して行きます
中心を決め左右片側づつ少しづつボンドを塗りシワの無い様に張り込んで行きます、丸印は凹凸要注意部分です。
この天井は凹凸が少なくかなり張り易い形状ですが、下地作りだけはだけは手を抜かず行いましょう
最後にヒートガンで全体を温めながら特に凹凸部分などは入念に圧着して完了です
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